大学院 試験勉強 全般
赤本やネットなどで容易に入手することができる大学入試問題とは異なり、
大学院の入試問題はなかなか手に入りにくい。
本書はそんな大学院試験の問題を相当量収録した一冊として、
社会系大学院の入学試験でどのような英文が出題されるのかを知るのには適している。
ただ、英語に関する限り、大学院の入試問題は決して大学入試問題の
域を超えるものではないので、正直なところ大学入試の優れた参考書を じっくり精読すれ
ば、本書のようなものに頼らなくても、
大学院試験に耐えうるだけの 英語読解力を十二分に養成することができてしまう。
さらに言うと、他のレビュアーの方も指摘されているとおり、
本書の解説、訳例などにはかなりの数の誤謬が散見される
(特に構文把握ミスが多い)ので、しっかりとした文法知識を持たない者が
いきなり本書を使うのは危険であるとさえ言えるだろう。
まずは、「英文解釈教室」などの、 信用できる参考書で基本的語学力を養うことをお薦めする。
本書については、英語の参考書というよりも傾向を知るための
データ集という感じで捉えておくのがよいであろう。